
元パティシエであるモリタローが、焼ミョウバンについて語ります
この記事を読むと、お祭りの出店で大判焼が食べれなくなる可能性がありますよ!
今川焼も食べれなくなるかもしれませんよ!
回転焼きも! すいません、全て同じですね
焼ミョウバンとは

ColiN00B / Pixabay
真面目に書くと、焼ミョウバンとはカリウムミョウバンの事です
カリウムミョウバンとはミョウバンの一種で、カリウムイオン、水和アルミニウムイオンおよび硫酸イオンを含む複塩である
wikipedia
ミョウバンなんて理科の実験以外で使ったことないと思う方も多いかもしれませんが、添加物としては割と有名な部類です
ナスの漬物とか、ウニの型崩れ防止なんかにも使うみたいです
あとは膨張剤にも使われています
他にも制汗用のデオドラントなんかにも使えるみたいで、Amazonでも売ってます
ちなみにミョウバンにはアルミニウムが含まれています
アルミニウム
厚生労働省が【アルミニウムに関する情報】を発表しています
アルミニウムは膨張剤や色止め剤などの添加物に使われています
ですが毒性がある事も認められており、許容量を超えて摂取することは危険と謳われています
特に、小児(1~6歳)の推定摂取量はかなり高いそうです
親御さんは出来るだけアルミニウムを含む食品を食べさせない方が良いわけです
大判焼
大判焼って美味しいですよね!
外はカリッカリなのに中はトロットロ
ぼく自身、大判焼やどら焼きを作ったことがあるのですが、昔は大量の焼ミョウバンを投入していました
外がカリッカリになるのは、焼ミョウバンのおかげなんです
焼ミョウバンを使えば、素人でも結構簡単に子供が喜ぶ食感を生み出すことが出来るわけです
食品業界では焼ミョウバンやアルミニウムが多く含まれる膨張剤を自粛するムードがあります
ですが、お祭りの縁日はどうでしょうか?
焼ミョウバンを使っているかもしれませんし、使っていないのかもしれません
ただ、簡単に美味しく作るには焼ミョウバンを入れたほうが良い事を知っておくといいかもしれません
パンケーキ

RitaE / Pixabay
大判焼はもしかしたら古臭いと思われるかもしれません
ですが、パンケーキはどうでしょうか?
若者に人気ですよね
ぼくの知っている範囲では、パンケーキには大量の膨張剤が入っています
パンケーキは、フルーツやクリームを乗せることが多く、水分を弾くような状態が好まれます
インスタ映えのためには、味よりも見た目が重要ですからね
つまり外はカリっと、中はふわふわさせたいわけです
一流のパティシエなら膨張剤に頼らなくても、最高の状態のパンケーキを作れるかもしれません
ですが、乱立するパンケーキの店の従業員は普通のアルバイターだったりします
恐らく膨張剤、つまりは焼ミョウバンを大量に使用しているんじゃないかと思います
まとめ
焼ミョウバンというか、食品添加物の摂り過ぎは危険です
特に焼ミョウバンは小児が摂取しすぎる可能性があることを、厚生労働省も警鐘をならしています
パンケーキブームも悪くないですが、パンケーキは大人になってからでもいいんじゃないでしょうか?
大判焼もたま~に食べるぐらいをおすすめします
何せかなり気を付けたとしても、添加物は摂取してしまう時代です
あえて入っているとわかっているものは減らした方がいいかと思います
以上です!
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