【スナック】日本人男性のメンタルを支えてきたのはスナックだった

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20代の方は知らないかもしれませんが、日本にはたくさんのスナックがありました

スナックバー(snack bar)が正式名称であり、カウンターがある飲食店のことです

 

日本では、責任者であるママがいてカウンター越しにアルコールを提供するお店であり、水商売ではあるもののアットホームさがあり、エロを求めるのではなくお酒と会話を楽しむのが一般的なスナックです

とはいえ時代の流れとともにスナックは減ってきています

 

だがしかし! スナックは非常に大きな役割を担っていたのです

それを解説していきます

メンタルケア

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欧米ではかなり前から、社内カウンセラーを設置するなどしてメンタルケアを行ってきていました

海外に比べると日本では、自殺率が突出して高く非常に問題視されています

 

確かにメンタルケアの観点では日本は遅れているのかもしれません

近年まで『精神病』は非常に差別的な意味合いを持っていました

日本男子の根性論はメンタルケアの観点で言えば時代遅れも甚だしいわけです

 

最近だとメンタルヘルスは大盛況ですし、日本社会はちょっとヤバイ感じはしますね

https://twitter.com/moritaro_blog/status/1179669283967660032?s=20

スナックの役割

メンタルヘルスやカウンセラーは最近では増えてきましたが、昔は殆どなかったはずです

ですが昔のほうが自殺率が高かったかというとそんなことはありません

それはスナックの力が大きかったのではないかと思われます

 

話を聞いてもらえる

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スナックのママは聞き上手です

話を聞いてくれるだけで、ストレスは大きく減ります

愚痴でも自慢話でもなんでもいいので聞いてもらえるとストレスは緩和されます

妻が聞き上手な場合は問題無いのですが、妻が旦那に興味が無いケースも多いでしょう

だからこそスナックで自分の話をするわけです

 

カウンセラーだって、大半は話を聞くことに注力します

スナックのママはカウンセラーと対等な存在なわけです

価格が安い

スナックは水商売の中ではリーズナブルです

キャバクラでも話は聞いてもらえますが、高額になりがちです

 

それに比べスナックはある程度の稼ぎがあれば通えるレベルです

何度も足を運べる場所があるのは、コミュニティに参加していることにもなり精神的な安心にも繋がります

スナックが減ったわけ

スナックは良くも悪くも非常に入りにくい店構えをしている

誰かの紹介じゃないと入りにくいわけだ

だがこの入りにくさは重要で、入りにくいからこそ慣れたらアットホームさを感じるのだ

 

昔は会社の上司や同僚に誘われるケースも多かった

だが時代の流れというか不況でスナックに行く経済的な余裕がなくなったのが大きい

 

一度もスナックに行ったことのない世代にはスナックの魅力を伝えるのは難しいだろう

まとめ

昨今はメンタルケアが非常に重要視されている

会社内でうつ病が出ると結構な問題になる場合も多い

 

昔のように行きつけのスナックがあり、話を聞いてくれるママがいる時代では無くなってしまった

どうにかメンタルの安定を求めて、セミナーに参加したりサロンに参加したりして高揚する話を聞こうとする若者が増えてきたけど、メンタル面では逆効果だ

話は【聞いて】もらわないといけない

子供がお母さんになんでもないことをずっと喋っているように、心の整理をするためには聞いてもらうことが非常に重要

 

根本的にはストレスが溜まらない生き方をして、自分自身でメンタルケアすることが一番大切です

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