マルチ商法体験談その2 どうやって勧誘されたか

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nikolayhg / Pixabay
 

本日はどのようにしてぼくあ勧誘されたかを書いていきます

ちなみにぼくは元々マルチ商法が嫌いでした

友達にモノを売りつけるビジネスだと思っていたからです

勧誘前夜

Y氏とは仲良くなっていた。ただY氏がマルチ商法をやっていることはまだ知らなかった

 

ちなみに勧誘に関しては、会社やチームごとに特色がある

ホームパーティー→鍋やサプリを見せびらかし、「アムウェイって知ってる?

これは典型的な勧誘方法だ(ブラインド勧誘なので違法)

 

Y氏のチームは結構慎重だった

後で知った事だが、

  • 金持ち父さん貧乏父さん、続編の金持ち父さんのキャッシュフロークワドラントまで読み終わっている
  • 師匠を決めて脱サラする気がある

この二つを満たしていないと、勧誘してはいけないと独自ルールが決められていた

 

更に深く話せば、何故こんなメンドクサイ勧誘条件を定めたかというと、これまでに凄まじい数のクレームが発生していたからだ

マルチ商法の会員たちはクレームに滅茶苦茶弱い。怯えていると言ってもいい

だから金持ち父さんを二冊読むことで、脱サラに向けての心構えがあるか確認し、

師匠を決めて脱サラに向けて頑張る人じゃないと勧誘しないとルールを決めていたのだ

 

ちなみにぼくは金持ち父さんを2冊を一週間で読破した

Y氏から感想を聞かれたときに、ぼくは「昔、マルチ商法の勧誘された時に、勧められてたんですよ」と話している

Y氏からは

マルチ商法ってどういうもの?

とすっとぼけた感じで聞かれた

実はマルチ商法を正確に答えられる人は案外少ない。

ぼくも「いや~……ネズミ講みたいなやつじゃないですかね?」と答えたが、明確には答えられずそのまま話は流れた

 

それ以外は基本的にポジティブな話が多かった

  • 師匠を決めることが大事
  • 環境を変えることが大切
  • 一緒にいる人を変えることが大事

23歳だったぼくにとっては新鮮で面白い話が多かった

実際に脱サラしているY氏から経営者のノウハウを教えてもらえるんだからオモシロイ

というかマルチ商法会員は経営者の本や、名言が好きだ

 

会社員から、まがいなりにもビジネスオーナーを目指している人達なので、ビジネス書やスピリチュアル系の本が好きな人が多い

 

さて、ぼくは色々な話を聞き

偶然、脱サラしているY氏の友人に紹介されたりした(計画されていたに決まっているが)

 

正直、さっさと何をすればいいか教えて欲しいと思っていたのだ

控えめな勧誘

「脱サラしたいなら、仕事の話をしようと思うんだけど」

Y氏と会ってから半年近く経過してからそんな話をされた

やっとか……と内心思っていた

 

そして聞くわけだ。【マルチ商法】であると

 

正直少し混乱した。マルチ商法はネズミ講のような危険なナニカだと思っていたからだ

 

Y氏はぼくの顔色を確認しつつ

「マルチ商法は、人にモノを売るビジネスじゃないんだよ」と言った

「じゃあ何をするんですか?」

「ビジネスチャンスの提供と、ビジネスの拡大のサポートだよ」

 

ハッキリ言って良くわからなかった

シャンプーとかサプリを売る怪しい仕事だと思っていたから意味が分からない

「詳しくはビジネスセミナーがあるからそこで学んだらいい」

そういわれたので、そういうもんかと納得したわけだ

 

マルチ商法だから即NG!って感じにはならなかった

ビジネスセミナー

マルチ商法のセミナーに行くと、かなりの熱気だった

土曜日なのにみんなスーツを着てて異様な雰囲気

「みんな本気でビジネスに取り組んでいるから熱いんだよね!」

Y氏がフォローするように言ってくれた

ちなみにマルチ商法の勧誘は、相手の反応をしっかりと見て適切にフォローをしてくる

その辺、Y氏は流石に上手かった

 

ビジネスセミナーが始まり、マルチ商法の説明が始まるかと思いきや金持ち父さんの復習のような内容からスタートした

プレゼンはY氏のさらに師匠が行っていた

ハッキリ言って滅茶苦茶プレゼンが上手い

毎週のようにセミナーをやっているので、対マスのプレゼンスキルはかなり高い人が多い

 

そして説得力もあった

マルチ商法の仕組みは至極簡単で、自分から紹介した人達から発生した流通の数パーセントが収入になる

「昔は、友達にモノを売りつけて、嫌な思いをさせていた!だから悪いイメージがついた!」

「「「おおおーー!」」」

凄いリアクションがうるさかったけど、内容は間違っていないと思った

「皆さんがやる仕事は、ビジネスチャンスの提供です!」

 

セミナーを聞いてやっと理解できた

Y氏がぼくに対してやってくれたように、ビジネスを頑張りたい誰かにマルチ商法を頑張るチャンスを提供することが仕事だったのだ

まとめ

マルチ商法には綿密なプランがあり、ネガティブ対策もばっちりされていることが多い

そしてモノを売るという悪いイメージを払拭させようと必死なのだ

当時、悪い印象は受けなかった

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