楽天が二子玉川に移動したしたたかな理由

Home
Free-Photos / Pixabay
 

楽天で2年働いていたモリタローです

二子玉川に移動した楽天のしたたかな戦略をお伝えします

2015年に楽天は品川シーサイドから二子玉川の楽天クリムゾンビルに移動しました

結構衝撃的なニュースだったので覚えている方もいるんじゃないでしょうか

実はぼくを含めた楽天関連企業の職員も「なんで??」と思っていました

二子玉川が本拠地??

 

品川シーサイドは凄まじく微妙な場所です

【品川】とついてますけど、品川駅からは歩けませんし、ぶっちゃけ陸の孤島とか言われてました

ですが一応東京都の中心です

 

それが何故あえて双子玉川に移動?

それも数多くの関連企業が双子玉川に集められました

結構な反発があったんですが、問答無用で双子玉川に集結させられたんです

双子玉川に移動したワケ

建前から伝えますと、

従業員が増え各所でバラバラになった関連企業を一か所に集結させてよう!

よって双子玉川のビルに移動したわけです

 

これは嘘ではありませんが本当の目的は別にあります

破格の値段

これは品川シーサイドのビルにも言えることですが、1万人近い従業員が一気に移動するとなると賃貸費用をかなりディスカウントできます

そもそも楽天は六本木ヒルズを本拠地にしてました

品川シーサイドに行く時もかなり反発がありましたが、強制的に移動させられています

品川シーサイドは7年近く居を構えてましたが、初回5年契約でかなり破格の値段でした

 

つまり楽天は新規契約で破格のビルを探しているわけです

双子玉川のクリムゾンビルもかなりディスカウントしています

関連企業からだって毟り取る

楽天は楽天市場以外にも多くの会社があります

通信、トラベル、金融など、関連企業が数えきれないぐらいあります

買収した会社も多く、楽天本体とは馴染まない会社も多いんですが、基本的には二子玉川に集められたわけです

その理由は、ずばり【家賃】です

 

高額なビルの使用料を各関連企業からふんだくっています

楽天はしたたか

楽天は新規契約を利用して賃貸費用をかなり抑えています

更に、関連企業からは高額なビルの使用料をふんだくっています

つまり楽天本体は物凄く儲かっています

ビルを借りているのに、関連企業から全てまかなえています

 

楽天は3食無料です

フィットネスや育児施設も充実しています

 

ですが全て関連企業からの家賃収入でまかなえてます(笑)

まとめ

関連企業が他社に払うべきビルの使用料を、自社に払わせている

これって非常に商売上手です

ぼくが勤めていた会社の社長はボロっかすに批判していましたけどね

 

双子玉川に移動してもうすぐ5年です

また移動する可能性は……かなり高いですよ

 

振り回される楽天関連の企業はたまったものではないでしょうが、皇帝MIKITANIの命令では仕方がないんです

次はどこに移動するのか?

楽しみですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました