中川翔子さんが書いた、『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』を読みましたので書評と、ぼくのイジメ撃退体験を書こうと思います
構成としては、
第一章 わたしのいじめ体験
第二章 いまの時代のいじめについて(インタビュー)
第三章 いじめの時間をサバイブする
第四章 未来の種を見つける「さなぎの時間」
シンプルな構成ですが、非常にわかりやすく読みやすい
中川翔子さんのイジメ体験から始まり、
インタビュー形式で今の若者のイジメの現状、
そしていじめられている方に向けたメッセージや、いじめられた人の心の傷に関して非常に共感しやすく書かれています
挿絵もあって非常に読みやすい
いじめ問題

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本著は、いじめられてる人やその親御さんにとっては、非常に共感でき癒しとなる本だと思います
逆にいじめている人にとっては、いじめていることがどれだけ重大な悪事であるか気づく本でしょう
本著の中で「いじめているほうが100%悪い」と書いてありますが同感です
もちろん、いじめられる原因はいじめられた側にもあるかもしれません
人間関係が下手な子供はいじめられやすいのは仕方がないのかもしれません
だけど、いじめる行為は100%いじめている側が悪い
例えば、ひったくりにあったとして、ひったくられやすいカバンを持っていた人にも原因はあるかもしれませんが、悪いのは100%ひったくり犯です
いじめがピタっと止まった体験談
ぼくは学生時代、いじめられやすいタイプでした
性格も良くないし、集団行動が嫌いなタイプだったからです
ですがいじめられたことは殆どありません
中学生の時、靴を隠されたことがあります(本当にくだらないですね)
教師には一応言いましたが、「忘れたんじゃないの?」なんて言われました
靴をどうやったら忘れられるんでしょうか……本当にアホですね
ぼくがいじめられなかった理由は、闘争心があった事です
靴が隠された後、警察に電話しました

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靴を盗むっていうのは窃盗です
大人が何かを盗まれたら、上司に言いますか? 警察に言いますよね
だから私も警察に電話しました
「すいません、靴が盗まれました。○○の中学二年生です」
警察の方も凄く驚いてましたが、すぐに警察から学校側に連絡があったみたいですね
なぜかすぐに靴が戻ってきましたよ(笑)
そしていじめは無くなりました。やばいやつだと思われたのでしょう
まあ、誰が隠したかは大体わかっていましたし
親に話しがいくと面倒だな~と思ってましたが、何事も無く翌日を迎えました
教育現場の隠蔽体質を目の当たりにしましたね
いじめが無くならないわけ
ぼくのように誰もが警察に連絡できるかと言えばそうでもないケースが多いことは理解しています
勇気がない子もたくさんいるでしょうし、証拠が残らない周到なイジメも増えていると思います
探偵にいじめ調査を依頼する方が増えているそうですが、それぐらいやらないと原因追及は難しい時代なのかもしれません
いじめが無くならない理由は非常にシンプルで、罰則が無いからです
もしも、窃盗がバレても「ごめんなさい」と言えば許されるなら、窃盗犯は増えるでしょう
何故なら罰則が無いからです
いじめも明確に罰則をつくればいいと思うんですけどね
大人になって、他人のモノを隠したら犯罪です
殴ったらもれなく犯罪ですし、暴言を吐かれ続けても犯罪です
なぜ大人だったら犯罪なのに、子供だったら許されるのでしょうか?
いじめに対して強烈なデメリットがあれば、一発でいじめは無くなるはずです
まあ、日本の教育現場は完全にクローズなので難しいでしょうが、いじめられる側に対抗策が無さすぎます
出来ることは逃げるぐらいでしょうか
まとめ

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書評というより、いじめに対しての毒吐きになってしまいましたが
いじめているクズは、中川翔子さんの本でも読んで懺悔した方がいい
一生恨まれる可能性があるぐらい、多感な中高生の時期のいじめは鮮烈に覚えているものです
ぼくも小学校の頃にボコボコに殴ってきた教師の事は忘れられないですしね~
恨んじゃいけないと思いつつ、最低な教師だったな~と思ってます
社会人になったらいじめられないと思いきや、パワハラがあったりするので日本のイジメ体質は根深いな~と思うこの頃です
社会人になってもいじめをしている奴もこの本を読めばいいのに
いじめのない平和な世界になればいいなと思える本でした
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