BIGLOBEが、「働き方に関する意識調査2019」 を実施し、8割近い方が週休三日に賛成しています
賛成の理由としては、ゆっくり休みたい、趣味を充実させたい、家族と過ごす時間を増やしたいなどの理由が多いみたいですね
休みが増えることをイメージして、週休三日制に賛成しているみたいです
ただ週休三日制を導入するということは、自身の生産性レベルが如実にバレるということです
例えば、同じ仕事量を五日でこなすAさんと、四日でこなすBさんがいたとします
Bさんの方が圧倒的に生産性が高いですよね
週休三日制を導入する意味

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週休三日制を導入するということは、ただ休みが増えると思っている方が多いです
週休三日制で顕著になるのは、あなたがどれだけ生産性が高いかです
現在の日本は、残業してでも仕事を終わらせればよいという風潮です
なのでどれだけ生産性が低い方でも、残業をしまくり、休日も仕事をすれば評価されてきたわけです
ですが、週休三日制が導入されると、【どれだけ仕事をこなしたか】つまり量だけを見られていた時代から、【どれだけ効率的に仕事をこなしたか】が見られるようになるわけです
週休三日制は老害を駆逐する
週休三日制を導入すれば、無駄な仕事をしている時間が無くなります
日本企業は無駄だらけだと感じる方は多いんじゃないでしょうか?
- 口頭で済む話を、いちいちパワーポイントで資料にする
- 人数だけ多い、無駄な会議
- 集中していない時間の多発(無駄話、タバコ休憩等)
- ITリテラシーが低い人をフォローする体制
ハッキリ言って無駄な仕事が多い
私は外資系と日本企業どちらも働いたことがありますが、日本企業は無駄が大好きです
特に50歳を超えた管理職は、思考が古く新しい考えについていけない方が多い
Slackを導入しチャットで仕事を進めようとしても、足を引っ張るのはいつも老害です
「重要な連絡はメールでくれ」
救いようがないですね
週休三日制が導入されれば、無駄を推進する老害は存在できなくなります
老害の排除には、生産性を上げざるをえない週休三日制は非常に効果的です
日本では週休三日制は流行らない

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ヤフーが数年前に試験的に週休三日制を導入しました
マイクロソフトも2019年8月の金曜日を全て休みにするという英断をしました
どちらの企業も、生産性の高さを評価できる企業風土がある会社だから実行できたのでしょう
ですが日本企業は生産性を上げることを求めていません
↑こちらの記事でも書きましたが、日本企業は生産性の高さを評価する仕組みや風土がありません
長時間労働を行い、会社に対して奉仕精神がある人を評価しがちです
そして管理職が生産性を高める方法がわかっておらず、生産性を高める努力もしていません
よってこれまで通りの仕事効率を上げるのではなく、残業を良しとする旧式のやり方で仕事をさせようとします
新しい事をするのはエネルギーが必要だし、反発も大きいでしょうから中々やろうとはしません
週休三日制が企業を見るバロメーターになる
生産性の高さを評価できる会社は、週休三日だろうが週休四日だろうが関係ありません
どれだけ休もうが、価値を提供してくれる人材を欲しているからです
あなたがもし、生産性を高めていく生き方を求めているのなら、週休三日制を導入している会社を選べばいいと思います
あなたがもし、生産性が低いままで良いと思っているのであれば、残業を良しとする古い会社に勤めれば良いでしょう
衰退するかもしれませんが、運よく定年まで居座れたら幸せかもしれませんよ
まとめ

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BIGLOBEの調査では週休三日制は求める人が多くなっていますが、日本企業で導入されるケースは非常にレアになるでしょう
特に週休三日制か週休二日制を選べるような会社はなかなか出てこないと思います
もしも週休三日制が浸透するなら、大手企業の数社が全員を週休三日制にすると決定すれば、便乗して実行する会社が増えるんじゃないでしょうか
生産性が確実に上がる週休三日制ですが、日本企業の残業至上主義が根強く残っているうちは難しいでしょう
チャレンジしたい方は、外資系企業をおすすめします
いきなりクビになる可能性を言い渡される可能性もありますが、生産性の高さを評価してくれる会社が多いですよ
ちなみに私は、日本企業のぬるま湯に漬かりながら、副業をやっていくスタイルが好きですね
以上です、ありがとうございました
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