モリ太郎です。
本屋がどんどんつぶれる時代ですが、電子書籍は盛況です。
むしろNoteで簡単に個人が書籍を創れるようになっています。
なのに情報のアップデートは加速度的に速い。
3年前の情報は、今では使い物にならないケースも多いです。
時代についていくには、日々勉強していかないといけない時代。
そんな時代に合った、読書術を紹介していきます。
悪い読書
読書をオススメする方は多いですが、私から言えば無駄な読書はマイナスです。
時間を使っている以上、そこに価値を生み出さなければ意味が無いです。
まずは、無意味に終わる可能性が高い読み方を説明していきます
目的を決めずにスタートする
読書は手段です。
小説のように楽しんで読みたい場合は別ですが、本を読むからには理由があります。
専門知識が欲しいのか、思考方法を学びたいのか。
本を読む前に、何を得たいのかは決めておきましょう。
ご飯が食べたいのに、タピオカジュースの店に入るような無意味な事はやめましょう。
タピオカがご飯ならOKですけど。
一冊に時間をかけすぎる
情報が溢れているからこそ、一冊をだらだら読んでも仕方ないです。
一冊の本を100%把握するのは無理です。
ためになる場所が一つあれば十分だと思いましょう。
ゆっくりじっくり前から順番に読んでいくのは、国語の授業の弊害です。
後ろに戻る
本を読んでもよくわからない場合があります。
自身のレベルに合っていない場合、特に良く起きます。
そうすると、わからない場所が出てきたら前に戻りたくなりますが、戻ってはダメです。
時間がかかることと、レベルがあっていないなら再度読んでも理解できる可能性は低い。
だったら読み進めてしまうか、いっそその本はやめてしまえばいいです。
戦略的撤退は勝ちです。
質より量を意識した勝てる読書法
例えば、資産運用に関して知りたいとします。
だったら10冊以上読むことをお勧めします。
10冊も読めば、基礎的な知識は身につくことは想像できると思います。
ただ、10冊となると抵抗感を感じる方も多いんじゃないでしょうか?
金銭的な面か10冊という量の面でしょうか?
金銭面であれば、立ち読みをお勧めします。
立ち読みならタダです。そして気に入った本だけ購入すれば、本屋としてもWINWINでしょう。
さて、では10冊どう読むか?
1冊15分が目安です。
1冊15分なら10冊読んでも150分、つまり2時間半です。
10冊読むと、何が重要かがわかるようになります。
10冊中10冊に書かれていることは、基礎的かつ重要な要素です。
10冊中6~9冊なら重要な要素だと判断して良いです。
10冊中2~5冊なら少し時代遅れな意見なのかもしれません。
10冊中1冊に書かれていることは、著者の偏見の可能性が高いです 。
もしくはセールスしたいと意図している可能性もあります。
10冊読めば、どの分野でも抵抗感がなくなると思います。
1冊15分で読む方法
⓪目的を決める
①タイトルと背面の説明を読む
②目次を読み込む
③章を読み飛ばしつつ、太字の部分を注目する
④目次に戻り、気になった部分を一つだけピックアップして読む
⑤もっと読みたいか自問する
説明していきます。
⓪目的を決める
読む目的を決めましょう。
これをやっていないと意味が無いです。
時間とお金の浪費です。
① タイトルと背面の説明を読む
どんな本なのかタイトルと背面を読めば掴むことができます。
映画で言うとあらすじです。
あらすじをみて、興味が無いと思ったら無理せず読まないようにしましょう。
②目次を読み込む
これが一番重要です。目次を読んでいない方が多い。
目次は情報が詰まっています。目次に5分かけてもいいと思います。
③章を読み飛ばしつつ、太字の部分を注目する
パラパラと本を捲り、章を見つつ、太字部分を読んでいきましょう。
深追いしなくていいです。
逆にちょっと読み進めたいな~と思う本はあなたにとって必要な本です。
深追いしたい気持ちを覚えておきつつ、さっさと読み終えてしましましょう。
④目次に戻り、気になった部分を一つだけピックアップして読む
一つだけ、絞って選びましょう。全部網羅して理解したいと思う心は捨てましょう。
むしろ、気になった部分が無いならその本は不要です。
立ち読みなら忘れてOK。買ってしまったならすぐ捨ててOK
⑤もっと読みたいか自問する
①~④をやるだけで、あなたの中で本の価値が決まります。
もっと読みたいと思ったら、時間をかけて読めばOK。
ちょっと気になるな~なら、再度②~④を繰り返す。
面白くない、ならその本は終わり。
まとめ
読書は質より量です。圧倒的に。
むしろ読書の質なんて上げようがありません。
情報の取捨選択が最重要なので、高速で本は読み飛ばしましょう。
1冊に3時間かけるぐらいなら、1冊を15分で読んで10回やったらいいんです。
15分を10回で2時間半です。そこまでやる必要がある本は、30冊に1冊ぐらいです。
というか人間は読んだ瞬間から忘れていきます。
小説だって、50ページ前に出てきた人物を「だれだっけ?」と重いことが多いです。
じっくり読めば読むほど、前の情報は薄まっていく。
だったら量で補強してあげたほうが脳にも優しいです。
読書のやり方は、これまでの思い込みが一番の障害です。
是非、大量にインプットしていきましょう!
以上です。
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