【読書術】速読不要、情報過多の時代に勝てる多読のススメ

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Gellinger / Pixabay

モリ太郎です。

本屋がどんどんつぶれる時代ですが、電子書籍は盛況です。
むしろNoteで簡単に個人が書籍を創れるようになっています。

なのに情報のアップデートは加速度的に速い。
3年前の情報は、今では使い物にならないケースも多いです。

時代についていくには、日々勉強していかないといけない時代。

そんな時代に合った、読書術を紹介していきます。

悪い読書

読書をオススメする方は多いですが、私から言えば無駄な読書はマイナスです。
時間を使っている以上、そこに価値を生み出さなければ意味が無いです。

まずは、無意味に終わる可能性が高い読み方を説明していきます

目的を決めずにスタートする

読書は手段です。

小説のように楽しんで読みたい場合は別ですが、本を読むからには理由があります。

専門知識が欲しいのか、思考方法を学びたいのか。
本を読む前に、何を得たいのかは決めておきましょう。

ご飯が食べたいのに、タピオカジュースの店に入るような無意味な事はやめましょう。
タピオカがご飯ならOKですけど。

一冊に時間をかけすぎる

情報が溢れているからこそ、一冊をだらだら読んでも仕方ないです。

一冊の本を100%把握するのは無理です。

ためになる場所が一つあれば十分だと思いましょう。

ゆっくりじっくり前から順番に読んでいくのは、国語の授業の弊害です。

後ろに戻る

本を読んでもよくわからない場合があります。

自身のレベルに合っていない場合、特に良く起きます。

そうすると、わからない場所が出てきたら前に戻りたくなりますが、戻ってはダメです。

時間がかかることと、レベルがあっていないなら再度読んでも理解できる可能性は低い。

だったら読み進めてしまうか、いっそその本はやめてしまえばいいです。

戦略的撤退は勝ちです。

質より量を意識した勝てる読書法

例えば、資産運用に関して知りたいとします。

だったら10冊以上読むことをお勧めします。

10冊も読めば、基礎的な知識は身につくことは想像できると思います。

ただ、10冊となると抵抗感を感じる方も多いんじゃないでしょうか?
金銭的な面か10冊という量の面でしょうか?

金銭面であれば、立ち読みをお勧めします。
立ち読みならタダです。そして気に入った本だけ購入すれば、本屋としてもWINWINでしょう。

さて、では10冊どう読むか?

1冊15分が目安です
1冊15分なら10冊読んでも150分、つまり2時間半です。

10冊読むと、何が重要かがわかるようになります。

10冊中10冊に書かれていることは、基礎的かつ重要な要素です。

10冊中6~9冊なら重要な要素だと判断して良いです。

10冊中2~5冊なら少し時代遅れな意見なのかもしれません。

10冊中1冊に書かれていることは、著者の偏見の可能性が高いです 。
もしくはセールスしたいと意図している可能性もあります。

10冊読めば、どの分野でも抵抗感がなくなると思います。

1冊15分で読む方法

⓪目的を決める
①タイトルと背面の説明を読む
②目次を読み込む
③章を読み飛ばしつつ、太字の部分を注目する
④目次に戻り、気になった部分を一つだけピックアップして読む
⑤もっと読みたいか自問する

説明していきます。

⓪目的を決める

読む目的を決めましょう。

これをやっていないと意味が無いです。

時間とお金の浪費です。

① タイトルと背面の説明を読む

どんな本なのかタイトルと背面を読めば掴むことができます。

映画で言うとあらすじです。

あらすじをみて、興味が無いと思ったら無理せず読まないようにしましょう。

②目次を読み込む

これが一番重要です。目次を読んでいない方が多い。

目次は情報が詰まっています。目次に5分かけてもいいと思います。

③章を読み飛ばしつつ、太字の部分を注目する

パラパラと本を捲り、章を見つつ、太字部分を読んでいきましょう。

深追いしなくていいです。

逆にちょっと読み進めたいな~と思う本はあなたにとって必要な本です。
深追いしたい気持ちを覚えておきつつ、さっさと読み終えてしましましょう。

④目次に戻り、気になった部分を一つだけピックアップして読む

一つだけ、絞って選びましょう。全部網羅して理解したいと思う心は捨てましょう。

むしろ、気になった部分が無いならその本は不要です。

立ち読みなら忘れてOK。買ってしまったならすぐ捨ててOK

⑤もっと読みたいか自問する

①~④をやるだけで、あなたの中で本の価値が決まります。

もっと読みたいと思ったら、時間をかけて読めばOK。

ちょっと気になるな~なら、再度②~④を繰り返す。

面白くない、ならその本は終わり。

まとめ

読書は質より量です。圧倒的に。

むしろ読書の質なんて上げようがありません。

情報の取捨選択が最重要なので、高速で本は読み飛ばしましょう。

1冊に3時間かけるぐらいなら、1冊を15分で読んで10回やったらいいんです。
15分を10回で2時間半です。そこまでやる必要がある本は、30冊に1冊ぐらいです。

というか人間は読んだ瞬間から忘れていきます。
小説だって、50ページ前に出てきた人物を「だれだっけ?」と重いことが多いです。

じっくり読めば読むほど、前の情報は薄まっていく。
だったら量で補強してあげたほうが脳にも優しいです。

 

読書のやり方は、これまでの思い込みが一番の障害です。

是非、大量にインプットしていきましょう!

以上です。

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