【リボ払いが怖い】マルチ商法とのコンボが最悪

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※ この記事は私にとってはちょっとした懺悔記事です。

私はマルチ商法をやっていましたが(もう足を洗ってます) 、リボ払いがいかに皆さんの人生を狂わせるか、実体験を基にお伝えしようと思います。

リボ払いを使ってみようかな?と考えている方にちょっと立ち止まって考えてもらえれば嬉しいです。殆どの場合使わない方が良いでしょう。

リボ払いとは

リボ払いは、
毎月あらかじめ指定した一定額を返済してゆく方式である。
回数指定の分割払いが各々の件に個別に指定するものであるのに対し、
リボ払いでは各々の件に対してではなく残高全体について毎月返済することによって合計残高を減らしてゆく。「リボルビング(revolving)」には「回転する」の意味があるため、回転信用とも呼ばれる。

wikipedia

分割払いと似ていますが、大きな違いとしては先に支払い回数を決めない事です。

例えばエステで30万円請求された場合、
分割払いなら例えば10回とか30回とか払う回数を決め、毎月の支払金額が決まります。

それに対し、リボ払いは支払額を決めます。月1万円とか3万円など。
支払能力に応じた額を毎月返済できますが、デメリットとしてはどれぐらいで返済が終わるかが不透明になりやすく危機感が薄くなる可能性があります

そして一番大切なことは、リボ払いは借金であることです。

リボ払いのきっかけ

リボ払いは驚くほど気軽に勧誘してきます。
私もメールを確認してみましたが、今月も来てました。

月末ギリギリまでリボ払いに変更可能だったり、【リボ払いなら1万ポイントプレゼント!】みたいにかなりクレジット会社側はリボ払いを勧めてきます。

理由は簡単です。クレジット業者がとても儲かるからです

知らずに契約するやつはバカ?

こう思う方もいるかもしれません。
ですが、リボ払いに関して学ぶ機会は普通ありません。

日本のお金に対しての教育不足はニュースになりますが、リボ払いをしっかり教えてくれる学校は少ないでしょうし、独学で学ぶ必要があります。

私も正直良く知りませんでした。

モリ太郎の贖罪コーナー

私はマルチ商法をやっていました。結構頑張っていたと思います。
ただ二度と関わりたくは無いと思っています。理由は色々ありますがその一つにリボ払いで首が回らなくなる人達をたくさん見てきたからです。

マルチ商法では新しい人を勧誘した時、【初期費用】として10~30万円近い商材を買わせるケースが殆どです。

私の所属していたグループでも20万円の初期費用が必要でした。

さて、20万円ですが20代にとっては大金です。
私や私の師匠ポジションだった人も気軽に「リボで払えばいいじゃん」と伝えていました。

20万円のリボ払いシミュレーション

リボ払いは年利15%が通常です。何故なら法的なMAXが15%だからです。

もしも20万円を毎月3万円ずつ返せば、

209,210円(内手数料 9,210円)

7か月で返済可能です。

ちなみにシミュレーションしてみたい方はこちらが便利です。
ショッピングリボ払いのシミュレーション

意外と良心的?

そうですね。一度きりならリボ払いは便利です。ありだと思います。

リボはじわじわ効いてくる

リボに手を出した瞬間から、その人にはリボを使う選択肢が増えます。
お金のリテラシーが低い人だと、ちょっと高い買い物もリボでいいかな?と考えてしまいます。

誰だってちょっといいものが買いたい時はあります。
収入に見合わないモノは普通買いませんが、一時の快楽のためにリボでブランドバッグを買うことが出来るようになります。

誘惑に負けないハートが必要になります。

マルチ商法とリボのコンボ

マルチ商法では売上ノルマがあるケースが多いです。

少し特殊ですが、マルチ商法では一般的な売り上げとは違い、自分で購入する事も売り上げとして扱われます

なので、今月のノルマが厳しい時、10万円程度ならリボで払ってしまおうと考えがちです。
私もやったこともありますし、させていたことも……正直あります。
※これがマルチ商法で借金を作る大きな原因です

今、先行投資して将来回収しよう!

良い言葉ですが、マルチ商法だと↓

今、自分で製品買ってノルマ達成しようぜ! 将来稼げるかなんて知らん、自己責任

こんな意味で使われます。

リボはチキンレースのようだ

リボ払いは50万円ぐらいならどうにかなりますが、100万円を超えるとかなり厳しいです。

100万円に対し、毎月5万円ずつ返済すると1年7か月かかり、
支払額合計は1,129,368円(内手数料 129,368円)

5万円+利子ですからね。毎月6万円近いわけです。6万あれば家を借りれますよ。

20代の正社員の収入では本当にしんどいです。
マルチ商法にハマった女性が夜のバイトをよくやっているのも頷けます。

30万なら大丈夫、50万も……なんとかなる。
100万……い、一発当てれば! ドボーン。結論リボは危険です。

まとめ

私も少しだけリボに手を出していました。30万円程度ですが。

ある時に、「……これ結構しんどくね?」と思いちゃんと調べました。

そして驚愕しました。リボで無理してマルチ商法やってると泥沼であることに。
成功すれば取り戻せるかもしれませんが、諦めたら確実に将来負債となります。

そこまで責任はとれない……と思ったことを今でも覚えています。
債務整理や自己破産をした方も数名知っています。

再度になりますが、クレジット会社からすればリボは非常に儲かります。
各社のリボ払いの説明サイトを見てみると、かなりポップな表現をされています。
いやいや、普通に借金です。

奨学金が借金であることと同様に、言葉に騙されてはいけません。

是非リボ払いに手を出そうとしている方は、一度立ち止まって考えましょう。

リボは魔法の杖ではありません。

低くない代償を払わないと使えない、諸刃の剣です。

ご自身のキャッシュフローを管理し、多すぎる出費があるならどうにかしましょう!

どうしてもリボ払いを使わざるを得ない時以外は止めた方が無難です。

以上です、読んでいただきありがとうございました!

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