マルチ商法をやっている人に、「製品は良いんだよ」と言われ押し売りされた。
本当に良い製品なの?
昔、マルチでちょっとだけ成功したモリ太郎です。
さて、マルチの会員ってすごく製品に自信がある人が多いです。
自信があり過ぎて、他人が使っている製品の批判をしてくることも多々あります。
まあ「アムウェイの鍋は良い」って言う人も一定数いるので信憑性がある気もします。
一応、【マルチの製品は質が良い】には理屈があります。
何十年も言われている古臭い理屈ですが、解説していきます。
マルチ商法の製品の質が良い理由
理由を話す前に、皆さん資生堂のTSUBAKIをご存知でしょうか?

未だに売られているロングセラーですが、2009年、SMAPの「Dear WOMAN」をCMソングにし、大量の女性モデルを使ったCMが流れました。
「新TSUBAKI」投入時には12人ものイメージキャラクターを同時に起用。一方、CMソングは導入から2009年頃まではSMAPの「Dear WOMAN」が使われ
wikipedia
12名も使われたんですね……。
TSUBAKIは資生堂の社運を賭けたプロジェクトだと聞いています。
それはもう、巨額の広告費が発生しました。
そうです【広告費】です。
従来、新製品を開発した場合↓
【売り上げ -(開発費+原価+人件費+広告費)→ 利益】
まず広告費を先行投資します。
ですがマルチ商法の場合↓
【 売り上げ -(開発費+原価+人件費)→ 利益 + 広告費 】
広告費が後払いになります。
何故なら広告をするのはマルチの会員だからです。
マルチの仕組みは、製品を広告するのはテレビや雑誌ではなく、
マルチ会員ですので、マルチ会員の頑張りに応じて広告費を後払いするシステムです。
よって、マルチ商法は広告費が先行投資では無いため、開発費や減価に多く投資出来る!
というのがマルチ商法が製品の質がいいロジックです。
本当に質がいいのか?
マルチの製品が質がいいかどうかと聞かれれば、わからないです。
ただし20年前までは本当に質が良かったかもしれません。
TVCMって物凄く高額だったので、広告費を抑えれる点は大きかったからです。
ですが、基本的に原価は公表されていません。
だから原価に投資されたのか、マルチの親元の懐に収まったかは誰にもわかりません。
それにTVCMの効果は激減し、ネットやSNSに移っています。
広告費を巨額に使わなくても、良い商品は広まりやすい状態になっています。
アフィリエイトもそうですね。
だから……
【 マルチ商法は広告費が先行投資では無いため、開発費や減価に多く投資出来る! 】
これって凄い時代遅れの考え方なんですよね。
他の企業だって頑張っているはずだからです。
やっぱりマルチはクソなの?
製品に関しては、【普通】です。
粗悪ではない気がしますが、際立って良いわけではないです。
ちなみに私はマルチの歯磨き粉を使ってますよ。気に入っているからです。
だけどマルチの会員はクソな方が多いですね。
平気で他の製品を罵倒する方が多いです。
自分たちの扱っているマルチ製品が素晴らしいと思い込んでいるため、
→他はクソ! だとでも思っているんでしょう。救えません。
まとめ
マルチの製品は悪くは無いですが、良い証拠もありません。
というか、サプリとかシャンプーとか洗剤って良し悪しどう判断するんでしょうね?
「うおおー! このサプリ効くー!」→薬事法違反です。
「このシャンプー、髪が生える!!」→誇大広告です。
「この洗剤! すごい汚れが落ちる!」→洗剤は汚れが落ちるものですよね?
う~ん。証明できない気がしますね。
まあ、マルチ会員は自分たちの扱っている製品が大好きなんですよ。
だからって価値観を押し付けるなよと思いますが、言っても聞かないのがマルチ会員です。
個人的には関わらない方がいいと思います。
以上です、読んでいただきありがとうございました!
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