「高校の時の友達に『久しぶりにご飯でも行こうよ!』って誘われたから行ってみたらマルチ商法の勧誘だった……(涙)」
こんな経験ある方も多いかもしれません。
こんにちはモリ太郎です。昔マルチで25万稼いでました。
目的を言わずに会う約束をして、勧誘行為を行うことは禁止されています。
そういう行為を『ブラインド勧誘』と言います。
デジタル大辞泉
訪問販売、マルチ商法、アポイントメントセールス、キャッチセールスなどで、本来の目的を顧客に告げずに面会の約束をとりつけ、勧誘行為をすること。特定商取引法で禁止されている。目的隠匿型勧誘。
[補説]「久しぶりに会おう」「紹介したい人物がいる」「抽選であなたに海外旅行が当たった」などの言葉で誘い出し、実際に会ったときに初めて契約の締結や物品・サービスの販売について持ちかける行為がこれにあたる。
100人中99人は嫌な思いをするのがブラインド勧誘です。
昔、仲が良かった人や、実は好きだった異性に呼び出され、ウキウキして行ってみたらマルチの勧誘…………かなりショックですね。
ただ、ブラインド勧誘は未だに横行してますし、より狡猾になっています。
本日はブラインド勧誘が後を絶たないか書こうかと思います。
なぜブラインド勧誘をするのか?
時間効率が良い
成功率がそこそこ高い
解説していきます。
時間効率が良い
マルチ商法は合法です。頑張りたい人は頑張ればいいと思います。
そしてマルチ商法は、一緒に頑張る人を探したり、製品を買ってくれる人を探す必要があります。
もしも法律に則り、しっかりビジネスを行う場合、勧誘まで凄く手間です。
①友人を増やす
②友人の中からマルチ商法に興味がある人を探す
③マルチに興味がある人に、『話を聞いてみないか?』と確認する
④OKと言われたら、マルチに関してプレゼンする
私の経験則だと、100人友人を作り、
30人とご飯に行き、
3人ぐらいと将来に関して熱く語り、
1人にマルチを紹介する
これぐらいの打率でしたね。
思い出しただけでゲッソリします。大変です。
ブログ毎日書くのが10倍楽です。
ブラインド勧誘の凄いところは、①~④を全て省略できてしまうんです。
そりゃあ手を出してしまいますよ。
成功率がそこそこ高い
「ほんとかよ……」と思うかもしれませんが、人によります。
なぜなら助っ人を呼べるからです。
あなたの友達は所詮ひよっこマルチ商法プレーヤーでしょう。
ですが、友達の師匠的ポジションの人は百戦錬磨のマルチ商法プレイヤーです。
あなたの表情や姿勢から瞬時に分析され、心の距離を詰めてこようとします。
「マルチ?www」みたいに油断している人が、コロっとやられちゃうケースも多いです。
イメージしてみてください。友達の師匠はマルチ商法なんて嫌がられている仕組みで成功している人なんです。
人の心を読んでいるんじゃないかと思うほどの妖怪レベルが出てくる可能性だってあります。
虎の威を借るキツネ作戦ですね。
しょぼい虎が出てくるか、伝説級の虎が出てくるかわかりません。
進化しているネオ・ブラインド勧誘
ブラインド勧誘とは、『 本来の目的を顧客に告げずに面会の約束をとりつけ、勧誘行為をすること 』です。
ですがネオ・ブラインド勧誘は、いきなり勧誘をしません。
偶然を装って、師匠的な人が現れるのです。
「やあ、A君こんにちは!」
「うわあ! 師匠さんじゃないですか! こんにちは」
「あ、そちらはお友達?」
「そうなんです! B君、この人はこの店のオーナーの師匠さんだよ!」
みたいな感じです。師匠ポジションの人が経営するお店に呼び、偶然を装って師匠と会わせるんです。
その後、「ちょっとお茶でもする?」とか「この後家でホームパーティーするけど来る?」みたいな感じで勧誘に繋げていくんですね。
やり方は狡猾になっています。
そしてブラインド勧誘が違法なことを知っているので、ギリギリセーフなラインを攻めてきます。
マルチ商法も進化しているんですよね~、悪い方にですけど。
断り方
ズバっと「ブラインド勧誘でしょ?」と伝えましょう。
マルチ商法の方々は法律に敏感になっています。
恐らくインターネットの普及により、マルチ商法に対しての反論方法が広まっているからでしょう。
相手のぺースに嵌ると危険です。
さっさと切り上げないと、ずるずると勧誘されてしまいます。
「ちょっとセミナーに来てみたら?」
「聞いてから判断してもいいんじゃないかな?」
「一カ月まずは経験してみたら?」
相手は勧誘のプロフェッショナルであることを忘れないようにしましょう。
まとめ
ブラインド勧誘は違法です。
もしも勧誘されたら、国民生活センターにでも連絡しましょう。
もしも製品を買ってしまってもクーリングオフ出来ますからね!
以上です。
誰かの役に……たつのだろうか?
コメント