モリ太郎です。
【チーズはどこへ消えた】の続編が発売されていたので読んでみました。
……続編といっても20ページだけ、その後の話が追加されただけですけどね。
内容は知っていたものの、ちゃんと読んだことは無かったので軽く感想と、オフホワイトなネタでも。
チーズはどこへ消えた 本編
70ページぐらいで、20分もあれば読み終わります。
内容は童話を読んでいるような感覚です。
テーマは【変化】。
チーズはネズミにとって、大切な物。
人間にとっては、仕事や家族、財産、健康など。
あなたにとっての大切な物がチーズとして表現されています。
【チーズ】は突然無くなるかもしれません、他の【チーズ】も準備しておこう。
【チーズ】が無くなる時のために、準備しておこう!
【チーズ】は古くなっているかもしれません、【チーズ】の変化には敏感になりましょう。
古くなった【チーズ】に執着せず、新しい【チーズ】を楽しもう!
…………
まあ【チーズ】を【仕事】や【財産】に置き換えて考えようってところでしょうね。
非常にわかりやすい本です。
わかりやすいさは正義です。
チーズはどこへ消えた 続編
一言でいうと、蛇・足★
読む価値は私は無いと思います。
それぐらい本編が完成されているんですよね。
マイケル「やあトム! チーズはどこへ消えたを聞いてどう思った?」
トム「マイケル。すごく感動したよ。この話をディスカッションしよう!」
ヘイミー「いいわね!」
マイケル「HAHAHAHA」
こんな感じのディスカッションが繰り広げられます。
読むと頭の中で↓のようなシーンが広がることでしょう。

見たいのはネズミ達の続編であって、アメリカンドラマはお腹いっぱいって感じでした。
これを【待望の続編】と銘打つのはちょっとやりすぎかな。
チーズはどこへ消えた 感想
蛇足編は不要ですが、本編は面白いですよ。
変わらないものなんて無いので、変わっても大丈夫なように準備しておくっていうのは
誰にでも必要な事だと思いますし。
日本は長い事【終身雇用】とか【年金】が継続してきたので、
ここから先も同じように世界は続いていくと思っている傾向が強いです。
今の会社で定年まで逃げ切る世代じゃないなら、オススメの一冊。
後は、何かやらないといけないな~と思っている人にはピッタリ。
そう【何か新しいことをしないとな~】と思っている人には。
チーズはどこでマルチ商法バイブルになった?
マルチ商法の二大勧誘用の本として
- 金持ち父さん貧乏父さん
- チーズはどこへ消えた?
この二つがあります。
金持ち父さん貧乏父さんがマルチ商法のバイブルになる理由は、
【今のまま会社員続けてても幸せに幸せになりませんよ】とわからせるためです。
ラットレースを抜けれないですよと理解させ、だから何かチャレンジしましょう
→一緒にマルチ商法やろう!
簡単なマルチ商法勧誘テクニックです。
さて、チーズはどこへ消えた? がバイブルになる理由としては、
マルチ商法という【とっつきにくさ】を、【変化】で誤魔化せるからです。
詳しくは別の記事で書きますが、どう考えても怪しいマルチ商法をスタートさせるには、
相手を納得させるロジックが必要です。
そのためにチーズはどこへ消えたは、うってつけなんですよね。
何せチーズはどこへ消えたの最後のページに書いてあるフレーズ。
まさにマルチ商法の勧誘フレーズにぴったりなんですよ。
まとめ
素晴らしい本故にマルチ商法につきまとわれてしまった悲しい本ですね。
本当に面白いので読んでみてください。
知り合いに勧められたら要注意ですけどね。
読んでいただきありがとうございました!
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